MaMedaifuku’s Cat&Saxophone diary

毎日、自筆で日記を書くのは大変だけど、ブログなら頑張れるだろう、、、と安易に始めたブログです。愛猫”まめ”やサクソフォンを主な題材にゆるっと、長続きしない飽き性を直すために!

Mouthpiece “Morgan Excalibur”

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以前、紹介したVandorenV16 ハードラバーと並行して使用する新たなマウスピースを購入!

前々から好きなプレーヤーが使用し気になっていたラルフ モーガン社のMorgan Excaliburです。ヨーロッパの上質なラバーをしようしており、試奏から音の纏まりとデカさにはビックリしました。

 

モーガン社製のマウスピースは機械で型抜きしたのち、職人の手により最終仕上げをします。勿論、個体差が出るのも当然。個体差があるマウスピースは嫌!という方もいらっしゃるかとは思いますが、逆に飛び抜けて素晴らしいマウスピースに出逢う可能性がある!というのは魅力です。

ラルフ モーガン氏が亡くなってから、多くの職人は会社を抜け、自身のブランドを設立、昨今は弟子の数人がマウスピースカフェという会社を立ち上げ、高品質なマウスピースは世界的に人気を博しています。

残った職人たちは新しいモデルの開発は勿論、ラルフ モーガン氏本人がいた頃のモデルも作り続けています。

彼が亡くなる前、自身最高傑作に伝説の名を付けたのが”Excalibar”今回購入したマウスピースです。

特筆すべきは密度の濃い音質。特に音域によって音質が疎かになるマウスピースが多い現代において、全音域ムラのない吹き心地は群を抜いて素晴らしいと感じています。その中でも音痩せをしない高音域は抜群で、フラジオ音域にも棚があるのではと感じるほど楽に出すことが出来ます。

形状はジャズプレーヤーに多く使われている物の中ではかなり細め、他のメーカーと大きく異なる点はここです。クラシックプレーヤーに好まれているSelmer s80に近い加え口の形状で、しかもアルト用に近い。なんとアルト用オプティマムがピッタリ装着出来ます。かなり細い!

ということは、依然アルトではs80C☆一本で勝負している私にとっては、アルトとテナーでアンブシュアがあまり変わらず、リガチャーも1つで事足りるという利点があります。メーカーから届いた際、キャップやリガチャー無しと書かれていたのに何故か両方とも付属されていました。試奏用のリガチャーかと思いますが、レザー部分を切って軽量化し、丁寧にリードとの接地面をカットしてあり、無駄な締め付けが無いように工夫されています。抵抗感がかなり少なく、リードが暴れてしまう印象があります。マウスピースの特性上、レスポンスの速さや音の大きさを売りにしているのは理解できますが、流石に纏まりが無いかと。やはりそれなりにヘビーウェイトのリガチャーでガチッと固めて吹くとマウスピースの性格+密度の濃い艶やかな音質で、私好みに最大限に活かせると感じます。

Julian Leeもアルト用のオプティマムを使用しており、何故このプレーヤーはこのセッティングなんだろう、、、と研究すると勉強になります。

 

2018/6/30

所属ビッグバンドで実際に吹いてみました。

アンラッカーのオプティマムだと、アンラッカー 特有の軽さがあり、本来のゴールドラッカーに比べると軽くなり鳴り締めが浅い気がします。

ですが形状がピッタリのリガチャーというのは理解が出来ました。やはりピッタリくると落ち着きます。オプティマムの纏まりの良さ、マウスピースの全音域ムラのない音色。なんとかしてメッキ加工して重量を上げたい。。。なんと銀メッキ仕上げに特注したオプティマムを発注しました!✨

楽しみすぎる!!!早く納品されないかな

自身2度目のメッキ加工をお願いするのはバンドレンに精通しているノナカさん。前回の仕上がり、ご対応が素晴らしかった私イチオシのお店です。

取りに行くのも楽しみです✨